- 産み分けしたいけど方法がわからない。
- タイミング法というものを聞いたけどどうやるの?
- タイミング法に必要なものがあればそれも教えてほしい。
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
この記事では自らも産み分け実践中の私が以下の内容についてわかりやすく解説します。
- タイミング法による産み分けとは
- タイミング法のために必要なもの
5分程度で読める内容ですので、産み分けに興味がある、タイミング法について詳しく知りたいという方はぜひご一読ください。
目次
タイミング法による産み分けとは
先に結論を言ってしまうとタイミング法とは性交を行うタイミングを調整して狙った性別の子供を生まれやすくする産み分け方法の一種です。
その詳細について以下で解説していきます。
産み分けの仕組み【精子の性染色体が重要】
まず産み分け方法はいくつか種類がありますが、そのどれもが卵子に受精する精子の種類をコントロールするという考えが基本にあります。
なぜなら、赤ちゃんの性別は精子の持つ性染色体によってのみ決まるからです。
X染色体の精子が受精すると女の子、Y染色体の精子が受精すると男の子
もう少し具体的に言うと、性染色体にはX染色体とY染色体の2種類があり卵子と精子のもつ性染色体の組み合わせがXXになると性別が女の子となり、XYになると男の子になります。
ただし、卵子はX染色体しか持たないのに対して、精子にはX染色体を持った精子とY染色体を持った精子の2種類が存在するため、性別の決定に関してはX染色体とY染色体どちらの精子が受精するかのみが重要であり、卵子の性染色体は影響しないのです。
以下の記事で産み分けの仕組みをもう少し詳しく解説しているので興味があればご覧ください。
X精子、Y精子それぞれの特徴
産み分けの仕組みについては上に書いたように精子の性染色体が重要となりますが、実はX染色体とY染色体どちらの精子を受精させやすくするかをある程度コントロールすることができます。
なぜならX精子とY精子ではそれぞれ異なった特徴を持っているからです。
それぞれの特徴は以下のような違いがあり、産み分けではこの特徴を利用して受精する精子の種類をコントロールしています。
精子の種類 | X精子(女の子) | Y精子(男の子) |
---|---|---|
量 | 少ない | 多い(X精子の2倍程度) |
有利な環境 | 酸性の環境に強い | アルカリ性の環境に強い |
寿命 | 平均2~3日程度と長い | 平均1日程度と短い |
重さ | 重い | 軽い |
動き | 遅い | 速い |
タイミング法による産み分け方法
ようやく本題であるタイミング法による産み分け方法です。
タイミング法では以下のように排卵日を基準としていつ性交を行うかによって希望の性別の赤ちゃんを生まれやすくします。
- 女の子が欲しい場合は排卵日の約2日前に性交する
- 男の子が欲しい場合は排卵日当日に性交する
これには2つの理由があります。
精子の寿命の違いを利用している
先ほど精子の特徴で挙げたようにY精子の寿命は平均して約1日と短いため、排卵日の約2日前に性交を行うと卵子が排卵された際に生き残っている精子の多くがX精子となるため、女の子が生まれる確率が高くなります。
逆に排卵日当日に性交を行うと卵子が排卵された際にまだ生き残っているY精子が多くいる状況であり、そもそもの量自体はY精子の方が多いため、男の子が生まれる確率が高くなります。
ちなみに卵子の寿命も約1日程度と短いため、排卵日以降に性交を行っても妊娠する確率自体が低くなります。
排卵日には膣内の性状(酸性・アルカリ性)が変化する
膣内は通常時は雑菌の繁殖を防ぐため酸性になっていますが、排卵日当日にはこれがアルカリ性の方に近づきます。
そのため、排卵日2日前に性交すると膣内は酸性でX精子が有利であり女の子が生まれる確率が高くなり、排卵日当日に性交すると膣内はアルカリ性でY精子に有利であり男の子が生まれる確率が高くなります。
タイミング法のために必要なもの
タイミング法による産み分け方法とその仕組みは以上になりますが、ここではタイミング法に必要なアイテムを紹介します。
基礎体温計(婦人用電子体温計)
基礎体温計は産み分けにおいても妊活においても必須アイテムと言っても過言ではありません。
なぜなら先にも述べたように産み分けや妊活では排卵日をできる限り正確に予測することが重要なためです。
排卵日は後に紹介するスマホのアプリでも大まかな予測をすることは可能ですが、より精度を上げるためには毎朝基礎体温を計測しその変化を観察する必要があります。
基礎体温計の特徴
基礎体温計はその名のとおり基礎体温を測定することを目的とした婦人用の体温計であり、以下のように通常の体温計とは異なります。
- 表示される数値が通常の体温計より細かい
- 深部体温を測定するため口の中で測定する
基礎体温計を選ぶポイント
基礎体温計を選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 予測式か実測式か
- アプリと連携できるかなどの機能面
- 価格
予測式数十秒で計測が完了するというメリットがあり、それに対して実測式は計測には計測に数分かかってしまいますがより正確な基礎体温を計測することができるといったメリットがあります。
これは予測式が最初の数十秒で感知した温度から実測すればこの程度だろうという温度を予測する仕組みになっているからです。
また、最近ではスマホのアプリと連携できるものや基礎体温計自体に計測結果が記録されていくものなど便利な機能がついたものも販売されています。
価格はピンキリで、安いものは2千円以下で買えるものから高いものでは1万円以上するものまであります。
我が家ではお手頃価格のシチズンの基礎体温計を使用しています(現在Amazonなどでは売り切れ状態のようです)。
体温をアプリに手動で記録したりするのが面倒な人は少し高いですが、オムロンの婦人用電子体温計のようなアプリと連携できるものを選ぶのがおすすめです。
スマホ無料アプリによる排卵日予測
スマホの無料アプリを用いることで排卵日を予測することもできます。
生理日を入力することで大まかな排卵予定日を教えてくれますが、先に挙げた基礎体温の記録も併用して排卵日を予測する方が正確性が上がるためおすすめです。
最近はどのアプリでも基礎体温の記録機能もあるため使いやすそうなものを使うのがよいでしょう。
我が家ではルナルナを利用しています。
既に利用しているアプリがあればそれを使い続けるのがよいと思いますが、もしどれにするのがよいかわからないという場合は以下の記事でおすすめのスマホアプリを紹介しているため興味があればご覧ください。
排卵検査薬による排卵日の確認
基礎体温の計測とスマホアプリによる排卵日の予測でもタイミング法による産み分けは可能ですが、排卵検査薬も一緒に使うのが使うのがおすすめです。
なぜなら排卵検査薬を用いることでより正確に排卵日を予測できるようになるからです。
排卵検査薬は女性の尿に含まれる「LH(黄体形成ホルモン)」は排卵が近くなると上昇することを利用して排卵日を予測する検査薬です。
排卵予定日近くから毎日検査することで、初めて陽性になった日から何日後に排卵が来るかというのがわかります。
大抵の検査薬は陽性になってから約1日以内に排卵が生じるというものであり、排卵日当日に性交する必要のある男の子の産み分けでは利用できます。
我が家はロート製薬のドゥーテストLHaを使いました
ロート製薬のドゥーテストLHaを使ってみた感想としては(使ったのは妻ですが)、使い勝手もよく陽性の判定もわかりやすかったです。
また、当初薬局で買おうとしましたが、在庫のある店舗が少なく、価格も楽天などで買うより千円以上高かったので、もし購入する場合は楽天などで購入するのをおすすめします。
女の子の産み分けは排卵2日前に陽性になるものを選ぶ
ほとんどの排卵検査薬は約24時間前にしか陽性がわからないので女の子の産み分けには使えませんが、排卵の2日前に陽性がわかる検査薬もあります。
我が家では使用していませんがドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬は排卵の2日前に陽性になるため、女の子の産み分けにも利用することができるようです。
排卵検査薬の選び方や比較、おすすめについては以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:タイミング法はお金をかけなくてもできます
この記事では以下の内容を解説しました。
- タイミング法による産み分けとは
⇒排卵日2日前に性交すると女の子、排卵日当日に性交すると男の子が生まれる確率が高くなる
- タイミング法に必要なアイテム
⇒基礎体温計、アプリ、排卵検査薬
産み分けには他にも産み分けゼリーを使った方法やリンカルを使った方法などがありますが、どれもそこそこ費用がかかります。
それらに比べるとタイミング法は最低限、基礎体温計とスマホの無料アプリがあれば実践することが可能です。
排卵検査薬を使うとなるとプラスで費用がかかってしまいますが、お金をかけたくないけど産み分けしたいというのであればまずはタイミング法を試してみてはいかがでしょうか。
もちろん、その分成功率は下がってしまいまうことは言うまでもありません。
できるだけ成功率を上げたいのであれば、産み分けゼりーやリンカルとタイミング法をどれも実践して産み分けを行うことをおすすめします。