- 産み分けをしたいけどデメリットとしてはどんなことがあるの?
- 産み分けをしない方がよい人もいるの?
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
この記事では自らも産み分け実践中の私が以下の内容についてわかりやすく解説します。
- 産み分けのメリットとは
- 産み分けのデメリットとは
- 産み分けをやめた方がよいのはこんな人
5分程度で読める内容ですので、産み分けのデメリットについても知っておきたい、自分も産み分けできそうか知りたいという方はぜひご一読ください。
産み分けのメリットとは
まず、初めに産み分けのメリットについて解説します。
希望した性別の赤ちゃんを産める
産み分けの最大のメリットはなんと言っても希望した性別の赤ちゃんを産めることにあります。
産み分けなんてせずに自然に任せるべきだなんてことを言う人もいますが、実際に育てるのはあなた自身。
子供の性別に希望があるのであれば、そんな意見は無視するべきです。
3人子供がいれば多い方と言われる今のご時世では、その限られた回数の中で希望した性別の赤ちゃんを産むためには産み分けを実践するのが一番の近道と言えます。
夫婦でお互いの価値観を共有できる
最大にしてほぼ唯一のメリットは赤ちゃんの性別が選択できることですが、あえてもう1つメリットを挙げるとすれば、夫婦でお互いの価値観を共有できる点です。
普段から将来のことや子供のことについて夫婦で話し合えていればよいですが、なかなか話し合う機会がないというのが実際のところだと思います。
その点、産み分けするためには夫婦お互いの協力が必要なため、産み分けを実践する前には将来のことや子供のことについて話し合う機会が得られます。
子供は何人欲しい、男の子が欲しい、女の子が欲しいなど話してみると、今まで気づけていなかったパートナーの価値観を知ることができるかもしれません。
産み分けのデメリットとは
ここからは産み分けのデメリットについて解説していきます。
お金がかかる
産み分けを行う場合、普通に妊娠を目指すのに比べてお金がかかります。
なぜなら、産み分けのためには必要なアイテムがありそれらも決して安いものではないためです。
具体的に挙げると、
男の子の産み分けでは産み分けゼリー、リンカル、排卵検査薬、基礎体温計が、
女の子の産み分けでは産み分けゼリー、排卵検査薬、基礎体温計などが必要になります。
さらに、自宅ではなく病院で産み分け指導を受けるとなるとこれに追加で診察費用がかかります。
妊娠するまでにどの程度かかるかにもよるので具体的な金額を出すのは難しいですが、普通に出産するのに比べると数万円~10万円程度多くかかると思っておいた方がよいです。
妊娠する確率が下がる可能性がある
産み分けをする場合、妊娠する確率が下がる可能性があります。
精子には性染色体がXの(受精すると女の子が生まれる)精子と、性染色体がYの(受精すると男の子が生まれる)精子の2種類があり、産み分けはこのどちらかだけが受精しやすいようにしているため、どの精子が受精してもよいというような普通に妊娠を目指す場合に比べると、必然的に妊娠はしにくくなってしまいます。
また、普通に妊娠を目指す場合は排卵日付近で数日おきに性交を行うと思いますが、産み分けでタイミング法を実践する場合、女の子希望であれば排卵日2日前に1回、男の子希望であれば排卵日当日に1回性交するだけですので、性交の回数自体も減り妊娠しにくくなると言えます。
産み分けの仕組みについては以下の記事で詳しく解説しています。

100%成功するとは限らない

希望した性別の赤ちゃんが産めると書きましたが、産み分けの成功率は100%ではありません。
なぜなら、先ほども書いたとおり性染色体がXの精子と性染色体がYの精子のどちらかに有利な環境を作り受精しやすくするのが、一般的な産み分け方法であり、どちらかに有利な環境は作れても完全に選別することはできないためです。
例えばY精子に有利な環境を作って卵子に辿り着く精子の数がY精子100匹とX精子10匹になった場合(数字は適当です)、Y精子が受精する確率はX精子が受精する確率の10倍と高いですが、X精子が受精する可能性は0%にはならないため確実に産み分けが成功するとは言えません。
また、どちらの性別が生まれやすいかには個人差もあると思われ、誰もが確実に産み分け成功するとは言えないのです。
参考までに、産み分けゼリーの「ベイビーサポート」を使った人の中で男の子の産み分けに成功した確率を販売元に尋ねたところ80.4%が成功したとのことでした。
高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですが、何もせず50%に比べると30%も確率を挙げられるのであれば試してみる価値はあると私は思います。
産み分けゼリーの「ベイビーサポート」については以下の記事に詳しく書いています。

毎日リンカルを飲む必要がある(男の子の場合)
男の子の産み分けの場合は女性が2か月以上毎日リンカルというサプリを飲み続ける必要がありますが、これもデメリットの1つと言えます。
なぜなら、リンカルは錠剤が大きく食べにくい上に、2日以上飲み忘れると飲み続けた期間がリセットされてしまうと言われているからです。
リンカルはラムネっぽい味なので苦にならない人はよいですが、私の妻は苦手な味だったらしく飲み続けるのがしんどいと言っていました。
また、2か月以上リンカルを飲み続けてから性交する必要があるため、時間がかかってしまうのもデメリットです。
夫婦お互いの協力が必要
これはデメリットと言ってよいかわかりませんが、産み分けには夫婦お互いの協力が必要になります。
女性はリンカルを飲み続けたりしないといけないですし、排卵予定日に合わせて性交のタイミングを調整したり、性交する際に産み分けゼリーを使うなどは夫婦お互いで協力しないと難しいです。
我が家も男の子を希望して産み分けを実践することをちゃんと話し合ってから、産み分け開始しました。
産み分けをやめた方がよいのはこんな人
産み分けのデメリットについて解説しましたが、最後にこんな人は産み分けをやめた方がよいというのを紹介します。
金銭的に苦しい人
年収が低い、貯金が無いなどの理由で金銭的に苦しく産み分けにはほとんどお金を使えないという人はやめた方がよいです。
なぜなら、先程も書いたように産み分けゼリーやリンカルを購入したりするのに数万円~かかるためです。
それでも、産み分けしたいという方には最低限の費用で実践することも可能なタイミング法をおすすめします。
タイミング法については以下の記事で詳しく解説しています。

不妊治療中の人
不妊治療中の人も産み分けはやめた方がよいです。
先程も書いたように産み分けを実践することで妊娠する確率が低くなる可能性があるためです。
まずは妊娠することに全精力を傾けたほうがよいと思います。
40歳以上と高齢の人
40歳以上と高齢の人や年齢の関係で早く妊娠したいという人もやめた方がよいです。
これも産み分けにより妊娠する確率が低くなる可能性があるためです。
初産の人
初産の人もできれば産み分けはやめた方がよいです。
なぜなら、もしなかなか妊娠しなかった際に、産み分けを実践していたことが原因なのか、それ以外に妊娠しにくい原因があったのかがわかりにくくなってしまうためです。
本来であれば不妊治療を行うべきであったのに、それに気づくのが遅れてしまうといったことになる可能性もありえます。
もし、子供は1人だけ欲しくてそれでもどうしても産み分けしたいという場合は、産み分け指導を行っている産婦人科で相談した方がよいと思います。
希望しない性別の赤ちゃんを出産する意思がない人
希望しない性別の赤ちゃんを出産する意思がない、育てる意思がない人はやめた方がよいです。
先程もかいたように産み分けの成功率は100%ではないためです。
希望しない性別の赤ちゃんを愛せる自信がないという人は、もし違う性別だった場合あなたも子供も不幸になってしまうため、子供を産むのは控えてください。
それでもどうしても希望した性別の子供が欲しいという場合には着床前診断という方法もあります。
これは体外受精させた受精卵の染色体を調べることで染色体異常が無いかや性別が男女どちらかを調べることができるものですが、国内では行えず受精卵を海外に送って検査する必要があり非常に高額な費用がかかるため私はおすすめしません。
忘れっぽい人
忘れっぽい人にも産み分けはあまり向いていません。
なぜなら、毎日忘れずに基礎体温をつけたり、男の子の産み分けでは毎日忘れずにリンカルを飲む必要があるためです。
もし忘れっぽいけど産み分けがしたいという人は毎日アラームで思い出せるようにしたり、パートナーに手伝ってもらうなどの工夫が必要です。
パートナーの協力が得られない人
パートナーの協力が得られない人もやめておいた方がよいです。
先程も書いたとおり、産み分けはパートナーの協力が不可欠だからです。
協力が得られないということはそもそもパートナーは産み分けに否定的な感情を抱いている可能性が高いです。
もし、パートナーに内緒でやろうと思っても、産み分けしようしていることがバレたときにトラブルになることは目に見えているので、やめておいた方が賢明と思います。
まとめ:産み分けのメリット・デメリット
今回は産み分けのメリット・デメリットについて解説しました。
産み分けのメリット
- 希望した性別の赤ちゃんを産める
- 夫婦でお互いの価値観を共有できる
産み分けのデメリット
- お金がかかる
- 妊娠する確率が下がる可能性がある
- 100%成功するとは限らない
- 毎日リンカルを飲む必要がある(男の子の場合)
- 夫婦お互いの協力が必要
産み分けの際には今回解説したようなデメリットについてもしっかり検討してから産み分けするかしないかを決めるようにしてください。