脳や脊髄をおおっている髄膜や髄液に、炎症あるいはウイルスや細菌感染が起こる病気を指します。ウイルス性か細菌性かによって、 症状の出方、治療法が違ってきます。
典型的な症状は、高熱、激しい頭痛、嘔吐です。他に意識障害、痙攣などの症状が見られます。症状のあらわれ方は年齢によって違うので、 6ヶ月未満の赤ちゃんでは診断しにくい傾向にあります。光をまぶしがったり、ふきげんでミルクの飲みが悪い、 首の後ろが固くなるなどの症状もあります。生後4-5ヶ月の赤ちゃんの場合は、発熱や大泉門の膨隆といった症状も現れます。
細菌性髄膜炎とウイルス性髄膜炎が主なものですが、肺炎や中耳炎などの感染症の合併症として起こることがあります。
入院してそれぞれに適した治療を行います。腰に注射針を刺して、髄液を採って検査します。ウイルス性髄膜炎の場合は、 髄液を採るだけで症状がよくなることがあります。
ウイルス性の髄液は、透明で細菌はいませんが、細菌性の髄液は、膿で濁り、その中に病原菌が見つかります。
ウイルス性で軽度の場合、症状は数日でなくなりますが、髄液の異常は、2-3週間続きます。早めの治療が大切です。
予防は今のところありません。何か病気にかかった後に、これらの症状がみられるようなら、入院による治療が必要です。 早めに受診しましょう。
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