ウイルス性胃腸炎とは、ウイルスが胃腸に感染して、嘔吐や下痢、発熱を引き起こす病気です。俗に「おなかのかぜ」と言われます。 細菌性のものとウイルス性のものがありますが、乳幼児の場合は大部分がウイルス性胃腸炎です。
乳幼児では軽いせきの症状の後、嘔吐がはじまり、しだいに下痢が生じます。下痢は水溶性の、 つぶつぶが混じった消化不良便で血液は混じりません。熱はウイルスの種類によって出やすいものとでにくいものがあります。 嘔吐はだいたい3日くらい、下痢はおよそ1週間くらいでよくなります。
脱水症状が進めば元気がなくなり、ぐったりしてきて、尿の出が悪くなります。
ロタウイルス、小型球形ウイルス、アデノウイルスなどが原因として知られています。
かかり始めは一日に何度も嘔吐しますので、嘔吐の強い場合は、絶食して、水分を少量ずつ与えます。 少量を何回にも分けて与えることが大切です。下痢がひどい時期には、乳幼児用のイオン飲料や野菜スープ、味噌汁のうわずみ、 3分の2に薄めた母乳やミルクなどを与えます。
症状が強い場合には点滴を行います。外来の点滴だけでなく、入院して治療を続ける場合もあります。
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