歩くときの足の踏み出しが、内側に向いてしまうのをうちわ歩行といいます。脚部の骨がねじれているために、程度の強い内股 (つま先が内側を向いた状態)で歩くものです。つま先が重なり転びやすいこともあります。
小児整形外科外来を受診する原因の1,2位を争うほど頻度が高い訴えだそうです。足の変形や関節の病気など、 いろいろな原因があります。
うちわ歩行では、足の踏み出しが明らかに内側を向いているので、素人でもよく分かります。足に内転足(ないてんそく) のような変形があるとき、ヒザにO脚があるとき、股関節が内側に動きやすいときなど、原因はいくつか考えられます。
正座したときに、お尻を床にぴったりつけて、足先がお尻の外に大きくは見出るようなすわり方をする場合は、股関節が原因です。 歩く時につま先だけでなく、膝のお皿も内を向くのが特徴です。
すねの骨がねじれている場合、歩くと膝のお皿は前を向いているのに足首とつま先は内を向いてしまいます。 腹ばいになって膝を曲げると太ももと足の裏の軸がずれている時はすねに原因があるといえます。
足やひざが原因の場合は、それぞれの変形を矯正します。股関節が原因のときは、あぐらすわりが効果的です。
成長とともに自然に治っていくことが多いようですので、とくに積極的に治療をいそぐ必要はありません。学童期を過ぎても、 日常生活に支障が出る場合は、手術をする場合もあります。
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