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胃軸捻転症

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胃軸捻転症は、胃が回転してねじれることにより、食べ物の通過がさまたげられた状態です。新生児では、授乳後、ゲップがでにくく、 はきやすいということから気づかれます。頻繁におならをし、寝かすと苦しいので不機嫌になります。 軽症例を含めると約10%ほどに認められるほど、比較的多い症状といえます。

2歳以降にみられる急性胃軸捻転では、急激な上腹部の痛みとおなかがはる膨満感(ぼうまんかん)から発祥します。小さい子供の場合、 急性型よりも慢性型のほうが多く、食欲不振や吐き気、嘔吐、腹部の膨満などの症状が出ます。

赤ちゃんの胃軸捻転は、胃がしっかり固定していないために起こります。胃が捻転し、食道を圧迫するので、げっぷが出にくくなります。 無理に出そうとすれば吐いてしまう場合もあります。

新生児の場合は、授乳後、体の右側を下にして上半身を少し高くして、30分?1時間ぐらい寝かせておくと、はかなくなります。また、 授乳後1時間ほどうつぶせにしておくのも効果的です。しかし最近は、うつぶせ寝が突然死の原因になるといわれているので、 お母さんの目の届く範囲で、うつぶせ寝にしてあげてください。

月例がすすむにつれ症状は軽くなり、6ヶ月過ぎには自然に治ります。この頃になると、自分で寝返りもできるようになるので、 わざわざうつぶせにしなくても大丈夫です。

その他に、浣腸も有効です。腸管のガスを浣腸で出してあげることにより、胃のねじれが戻ります。夜泣いて困っているときは、 浣腸が有効です。

2歳以上の子どもでは、胃管を入れて胃の内容物を吸引し、ねじれを治します。このようにしても回復しないときや、 繰り返すようなときは、胃底部の固定術が行われます。

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