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ボツリヌス菌食中毒

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ボツリヌス菌によっておこる食中毒です。頻度は少ないですが、細菌性の食中毒の中ではもっとも恐ろしいものです。 この菌自体には特に毒性はありませんが、菌の作る毒素が猛毒であるために起こります。日本での発症のほとんどは、「いずし」 と呼ばれる魚介類を用いた保存食品が原因で起こっています。ほかにも、ハム、ソーセージ、缶詰め、 密封食品などが原因で感染することがあります。普通、真空パックだと安心だと思いがちですがそうではないのです。 この菌は非常に熱に強いので自家製の缶詰などでは完全に殺すことはできません。

症状が出るまでの潜伏期間は、12?36時間です。おなかのはり、吐き気、嘔吐からはじまり、めまいや頭痛、視力障害、 舌のもつれなどの症状が現れます。さらに重症になると、全身の筋肉が麻痺し、呼吸困難となり、生命の危険もでてきます。

アメリカでは、1899年?多くの死者がでています。日本でも1984年に、辛子レンコンが原因で11人の死者をだしました。

赤ちゃんの場合は、蜂蜜なども危険性があります。下痢や嘔吐に加えて、神経にも影響ができることがありますので、注意が必要です。 一歳以下の乳児にははちみつをあたえないよう厚生省からも警告が出ています。

はちみつそのものの成分が、赤ちゃんにとっていけないわけではなく、ボツリヌス菌が危ないのです。日本にあるはちみつの約5%が、 このボツリヌス菌に汚染しているといわれていて、その蜂蜜を食べてはいけないということなのです。

赤ちゃんが蜂蜜を食べて発症した場合、便秘、全身の筋力低下、症状が進むと、ミルクを飲まなくなり、泣き声も小さく、 ぐったりした様子になってきます。突然呼吸が止まり、生命の危険もあります。

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