マイコプラズマ肺炎は、肺炎の中でも5歳以上の子どもに多く見られます。4年に1度、周期的に流行が見られるのも特徴の一つです。
風邪から併発することが多く、ウイルスと細菌の中間的な性質を持った「マイコプラズマ」という微生物によって起こります。 頑固な咳が特徴です。
マイコプラズマ肺炎にかかると、1週間-10日の間、38-39度の熱が続き、激しいせきが出ます。吐き気,嘔吐, 下痢などの消化器症状や、中耳炎・鼓膜炎などの耳の炎症を起こしている場合があります。
また,筋肉痛・関節痛・発疹などが出現する場合もあります。ひどくなると呼吸困難が起こり、 髄膜炎や中耳炎といった合併症を起こすこともあります。
風邪にかかったと思ったら熱がなかなか引かず、しつこい咳をしている場合は、この病気が疑われます。病院へ行って検査を受けましょう。
マイコプラズマ肺炎かどうかは、レントゲン検査や血液培養検査などでわかります。マイコプラズマ肺炎だと診断された場合は、 安静を保つため、多くの場合は入院が必要ですが、症状が軽ければ外来治療でも大丈夫です。
治療には、マクロライド系の抗生物質を使うほか、タンを切る薬などでせきを和らげます。
家庭でのケア
マイコプラズマ肺炎は、うつりやすい病気ですので、熱があったり、強いせきがある場合には、家で安静にします。部屋を暖かくして、
やかんや加湿器などを使って十分に加湿をしましょう。症状がよくなってきたら、あとはかぜの場合などと同様のケアをしてあげればOKです。
食欲がない間は水分補給をこまめに行い、食欲が出てきたらのどごしのいいもの、 やわらかいものなど消化のよい食事を少量ずつ与えてください。
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