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結核

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結核菌によって、せきや熱が続き、肺がおかされる病気です。結核は伝染病ですが、 結核患者と接触してもそれほど簡単に感染することはありません。 感染源となる結核患者が激しい咳をしていると結核菌は咳と一緒に飛び散ります。結核は食べ物や食器を通して伝染することはありませんが、 患者が咳をした際に飛び散るしぶきの中に含まれる結核菌を吸い込むことによって移ります。

結核に感染しても80%くらいの人は発病せずに終わります。しかし、 何らかの理由で体の抵抗力が落ちることにより感染後10年-30年を経て発病するということがおこります。現在では結核は少なくなったので、 30歳以下の若い人で結核になる人は最近になって結核の感染を受けた人が大部分です。しかし、 年齢が上がるにしたがって10年以上前に感染している人が多くなり、60歳以上では6割くらいが感染していると考えられています。 したがって、乳児の結核は家族内感染がほとんどなので注意が必要です。

乳児の場合は、せきと熱が続き、やがて呼吸が荒くなります。ミルクの飲みも悪く、ぐったりしてきます。進行が速いのが特徴です。 幼児期以降になると、せきや熱が数週間続き、息苦しい感じがあります。ただ、乳児、幼児とも、熱以外、 はっきりした症状がみられないこともよくあります。

結核菌による感染が原因です。多くはツベルクリン反応の自然陽転で発見されます。かつて国民病といわれた結核も、BCGの普及と、 栄養面や生活面の向上によりかなり減りました。

しかし、最近は結核への関心が薄れると同時に、また少し増え始めているので注意する必要があります。とくに、 薬がききにくい耐性結核菌に感染すると、治療はむずかしくなります。

症状によっては入院して薬物療法を行います。胸部X線に異常はないが、BCGをしないのにツベルクリン反応で自然陽転し、 赤い斑が30mm以上のときは、予防のためにイソニアジドを6-12ヶ月投与します。

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