気管支喘息は、突然におこる呼吸困難とゼーゼーといった荒い息づかい、せきとたんが出る病気で、赤ちゃんの時より、 2才以降に発病する事が多く、夜間や朝方に、急にヒューヒュー(喘鳴)をともなった呼吸困難の発作を起こします。 春や秋の季節の変わり目に起こりやすく、アレルギーの素因をもっている子に発病することが多いため、 アトピー性皮膚炎を合併しているケースも少なくありません。
発作の原因は、天候の変化や精神的ストレス、ハウスダスト、花粉、食べ物などがあげられます。 病院で必要な検査を受けて原因を突きとめ、家庭での過ごし方をアドバイスしてもらいましょう。発作の起きた状況をきちんとメモし、 医師に伝えてください。
気管支喘息の発作が起こると、呼吸が普段より速くなります。また、 肋骨と肋骨の間やみぞおちのあたりが息を吸うときにペコペコへこみます。また、そこまでいかなくてもゼイゼイ・ ヒューヒューという音が聞こえます。
熱は無いのに、ミルクや水分、食物の摂取量が落ちたり、寝ていてもすぐ目を覚ますなどの症状があるときは、 軽い呼吸困難があることが疑われます。
くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんや意識障害が出たら、夜中でもすぐに病院へ向かってください。逆に、 少しゼロゼロしていても、すやすや眠っているときは夜中にあわてて病院を受診することはないでしょう。
気管支喘息の発作が軽いときは、衣服をゆるめ、水分をたくさん飲ませて、たんを切れやすくします。腹式呼吸をさせると、 呼吸が楽になるようです。それでも発作がおさまらないときは、医師の指示どおりに吸入薬や飲み薬を使います。
発作時に、まわりの大人が動揺しておろおろしてしまうと、更に患児を不安にするのでおちついて対応するのが重要です。
小児喘息は発作の予防が大切です。喘息の原因となるアレルゲンを除去し、医師の診察を受け薬による治療を根気よく続けましょう。
小児喘息の約90%はダニアレルギーといわれています。まずはお布団からきれいにしましょう。布団は1枚が約2平方メートルですから、 片面1分になります。そして必ず両面掃除機をかけて下さい。 2週間毎日続けることで1平方メートルあたり100匹以下のダニ数に減少させることが出来るとされています。これは「喘息発作の危険因子」 を下回る量になります。特に布団を叩いた後は必ず掃除機をかけておきましょう。 それをしないと布団の中からダニの抗原が出てきて逆効果になります。
ダニは紫外線に弱いので、ふとん類はひんぱんに干すようにします。 ベッドのマットレスなどは3?4年に一度新しいものと交換した方がよいでしょう。
夏に多いのは、キャンプファイヤーや花火、蚊取り線香の煙による発作です。遊ぶ時には、 必ず風上にいて煙を吸い込まないようにしましょう。
小児の気管支喘息は根気よく治療していく事が大切です。しばらく発作が起きないからと言って、 自分の判断で勝手に薬の服用をやめてしまうと、気管支喘息のコントロールができずに慢性化したり、悪化したりすることがあります。 薬は医師の指示通り、正しく服用吸入・内服を続けましょう。
また、厚着をさけて寒冷刺激に対する皮膚の抵抗力を付けていく。水泳、ランニングをして体力をつけると、 思春期くらいまでに治っていくようです。
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